北村韓屋村
ソウル特別市チョンノ区キェドンギル37
4つの視点で見るこの場所
KORLENS キュレーション昔から両班(ヤンバン)が住む町として知られている「北村韓屋村(プクチョンハノクマウル)」は、その全てが朝鮮時代の形式を踏襲した瓦ぶきの家屋で、上流階級の家の造りを代々受け継ぎ大切に保存している地域です。元々、この北村の地域は高柱の大門がある
域で、600年に及ぶソウルの歴史とともに歩んできた韓国伝統の居住地域です。巨大な二つの王宮に挟まれる形で密集し形成された伝統韓屋が軒を連ね、さまざまに入り組んだ路地がそのまま残っており、600年の歴史を誇る街の風景を感じることができます。現
ゲチョン)や鐘路(チョンノ)の上、つまり北側にある町であることから「北村」と呼ばれていました。当時、王室の高い官職にあった人々や王族が居住する高級住居地域として有名な地域でした。北村にいまだ残っている韓屋数棟は、その当時の名声の名残をそのま
可能な観光スポットとして維持できるよう、住民の迷惑にならないように静かに観光してください。※北村韓屋村訪問時は次のことにご注意ください※決められた訪問可能時間帯厳守団体での訪問時は必ずガイドを同伴断りなく敷地内に入る、無断撮影、ごみのポイ捨
場所の紹介
位置
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韓国観光公社 オディ(Odii)による音声解説台本
ソウル中心部の都心に広がる、美しい韓屋村(ハノクマウル) 北村(プクチョン)韓屋村へ、ようこそ!北村は朝鮮王朝の宮廷・景福宮(キョンボックン)と昌徳宮(チャンドックン)、そして王家の霊廟・宗廟(チョンミョ)の間に位置しています。朝鮮時代は現在のソウルで当時の首都・漢陽(ハニャン)を、清渓川(チョンゲチョン)の川と中心街の鐘路(チョンノ)を境に、上下に分けていました。ここ北村は、これらの上に位置することから「北の村」と書く北村と呼ばれるようになったのです。 北村は現在、韓国に来た観光客が一度は訪れるソウルの代表的な観光地となっています。その理由は、韓国の伝統家屋・韓屋(ハノク)が約1,000軒も保存されていて、都心にも関わらず、伝統的な美しさが感じられるためです。 北村の韓屋は、昔ながらの路地にそのままの姿で並んでいます。また、北村は「都心の博物館」とも呼ばれるほど歴史的な史跡や文化財、民俗資料が保存されています。様々なテーマの展示館や博物館、伝統の工房などがあり、韓国の伝統文化を見て学び、実際に楽しむこともできます。 さて、これらの韓屋には一体誰が暮らしてきたのかご存じですか?この場所には、漢陽中心部に勤めていた朝鮮の高位官僚や王族、貴族が中心となって暮らしていました。これは、朝鮮の王宮・景福宮や昌徳宮が近くに位置しているためです。また、北村の背後には北岳山(プガクサン)という山が聳え、前方には清渓川の川が流れることから、風水学的にも運気の良い土地とされていたためと言われています。 さて、北村韓屋村で是非訪れていただきたいのが、北村八景です。北村八景は、北村でも特に美しい景色が望める、撮影スポットとしてもおすすめの八か所を言います。本日はこの北村八景に沿って、北村の多彩な魅力をご案内したいと思います。 ご案内を始める前に、注意点がございます。北村の韓屋では現在も一般の方々が暮らしていますので、むやみに家をのぞいたり、道で大きな声を出したりしないようご注意をお願いいたします。それでは北村の魅力を満喫しに、出発しましょう。
台本
石垣越しに見渡す、昌徳宮(チャンドックン)の景色 北村(プクチョン)を楽しむ方法の一つ、美しい景色を望む八つのスポット「北村八景」。北村八景一つ目のスポットは、石垣越しに見える朝鮮の王宮・昌徳宮の景色です。 昌徳宮は1405年、朝鮮王朝で二番目に作られた宮廷です。北村文化センターを過ぎて北上すると小さい交差点に出ますが、この交差点右側の坂道を登ると、昌徳宮方面へ行くことができます。丘の頂上に近づくにつれて、まるで大事にしまわれた美しい宝物のような昌徳宮が、だんだんとその姿を現します。 石垣越しに最初に見えてくる昌徳宮の高い建物は、朝鮮歴代の王が政務を執った昌徳宮の正殿・仁政殿(インジョンジョン)の横顔です。その向かいに見えるのは、王室図書館と研究所の役割を果たしていた奎章閣(キュジャンガク)、そして、歴代の王の肖像画を祭った璿源殿(ソンウォンジョン)です。 昌徳宮は、朝鮮歴代の王が最も長く暮らした宮廷として有名で、1997年にはユネスコ世界文化遺産に登録されました。朝鮮時代に使用されていた多くの宮廷の中でも、世界文化遺産に登録されたのは唯一、ここ昌徳宮だけです。その理由は一体何だったのでしょうか。 朝鮮の王は、宮廷を雄大で整然とした造りにすることで王室の権威を高めようとしました。中国の紫禁城が、その代表的な例と言えるでしょう。朝鮮最初の宮廷である景福宮(キョンボックン)も、それぞれの建物が左右対称で一直線上に配置されており、秩序正しい整然とした姿をしています。一方のここ昌徳宮は、高低差のある自然の地形を最大限に活かして宮廷が建てられました。そのため、自然と美しい調和を成している特徴を持っています。さらに、朝鮮の宮廷のうち原形が最もよく保存されているという理由から、韓国の宮廷として初めてユネスコ世界文化遺産として登録されたのです。 それだけではありません。昌徳宮は、歴代の王と王妃が最も愛した宮廷と言われています。朝鮮王朝を代表する宮廷・景福宮は、宮内の生活空間と執務空間が近く、王族は比較的狭い空間を行き来するしかありませんでした。一方、ここ昌徳宮は広い庭園が造られており、執務空間と生活空間を忙しく行き来する王も、宮内で束の間の休息を楽しめたのだそうです。これらの理由から、朝鮮前期の王のうち特に政に全力を注いでいた第4代王・世宗(セジョン)を除いて、ほとんどの王が景福宮よりここ昌徳宮を好んだと伝えられています。
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