済州島4泊5日 家族旅行モデルプラン (2026年版)
日本人ファミリー向け済州島4泊5日のリアルなモデルプラン。レンタカー手配、東西分宿のコツ、黒豚グルメ、子連れでも回れる絶景スポットと予算の目安。
済州島(チェジュ島)は日本人にとって、福岡やソウルから2時間圏内の手軽な海外リゾートとして人気が高まっています。とくに小さなお子さん連れの家族旅行で「ハワイは遠いし高い、でも沖縄ではない海外気分を味わいたい」というニーズにぴったり。本記事では、KORLENSが実際に日本人ファミリーから受けた相談をベースに、4泊5日のリアルなモデルプランを公開します。
出発前に押さえておきたい4つのポイント
済州島の公共交通は本数が少なく、観光スポット間の移動に最低でも30〜60分かかります。子連れであればなおさら、レンタカーが必須。コンパクトカー(現代キャスパー、起亜モーニング等)で1日₩35,000〜₩55,000(約¥3,800〜¥6,000)程度。日本の自動車連盟(JAF)で**ジュネーブ条約の国際運転免許証**を出発前に取得しておきましょう(韓国はジュネーブ条約加盟国)。
「空港近くのホテル1つで済ませる」プランは失敗のもと。東海岸(城山・表善エリア)に2泊、西海岸(挾才・涯月エリア)に2泊と分けると移動が劇的に楽になります。
済州島は年間40%の日に雨が降ります。とくに梅雨(6月中旬〜7月中旬)は注意。子供用の薄手レインコートを荷物に入れておくと安心。
航空券除いて**¥120,000〜¥180,000**程度。中級ホテル+レンタカー+地元食堂+主要観光地入場料込み。
1日目: 到着 → 東海岸へ
**午前(到着):** 福岡・東京・大阪から済州国際空港まで直行便で約1時間30分〜2時間30分。空港到着ロビーすぐ外にレンタカー会社のカウンターがあります。手続きに45分ほど。
**午後(東への移動):** 高速12号線で城山(ソンサン)エリアへ70分ほどドライブ。途中、**ハムドク海水浴場**でひと休み。済州島名物のターコイズブルーの海に子供が大興奮するはずです。
**夕食(城山):** 済州島名物**黒豚(フッテジ)焼肉**へ。脂が甘く、本州のSPF豚とは比較にならないほど旨味が濃い。1人分₩25,000〜₩35,000(約¥2,700〜¥3,800)。
**宿泊:** 城山邑の家族向けホテルまたはゲストハウス。1泊₩100,000〜₩170,000(約¥11,000〜¥18,500)。
2日目: 城山日出峰 + 牛島(ウド)半日ツアー
**早朝(任意):** **城山日出峰**(ソンサンイルチュルボン)で日の出を見る。5,000年前の火山噴火でできたUNESCO世界遺産。頂上まで20分の登山。入場料₩5,000。お子さんが小学生以上ならぜひチャレンジを。
**午前(牛島へフェリー):** 城山港から15分のフェリーで**牛島**(ウド)へ。済州島の東に浮かぶ周囲17kmの小島。電動スクーターまたは観光バスで島内を1〜2時間で1周。**サンホ海水浴場**(珊瑚浜)と**ハミ海水浴場**は子供連れでも安心して泳げる遠浅の海。
**昼食(牛島):** 牛島名物のピーナッツアイスクリームと、ウニ入りジャージャー麺。観光地価格ですが、味はちゃんと美味しい。
**午後(済州本島へ戻り):** **ソプチコジ**の海岸線散策。映画『オールイン』のロケ地として日本のドラマファンに有名。入場無料、1時間で回れます。
**夕食:** 済州島の**コギグクス**(豚骨スープのうどん風料理)。1杯₩9,000〜₩12,000(約¥1,000〜¥1,300)。子供にも食べやすい優しい味。
3日目: 内陸ドライブ + 西海岸へ移動
**午前(火山地帯):** 城山から内陸の**サングムブリ火山口**へ40分ドライブ。平坦な遊歩道を45分で1周できるので、お子さんでも歩けます。入場料₩7,000。
**昼食:** 中部地方の郷土料理店で**タチウオの煮付け**(カルチジョリム)または**石焼プルコギ**。観光ルート沿いを避け、村に5分入った食堂のほうが味も値段も良心的。
**午後(漢拏山 or 万丈窟):** 天候と体力次第で選択:
- **晴天&体力あり:** 漢拏山(ハルラサン)の**御里牧コース**または**霊室コース**を4〜5時間で半周。子連れには無理せずこちらが安心。
- **雨 or 体力温存:** **万丈窟**(マンジャングル)溶岩洞窟へ。涼しくて子供も大喜び。入場料₩4,000、1kmの通路を見学可能。
**夕方(西海岸到着):** 挾才(ヒョプチェ)または涯月(エウォル)へ60〜80分ドライブ。チェックイン後、軽めの夕食。
4日目: 西海岸の絶景ビーチ + カフェ巡り
西海岸は済州島で最も「インスタ映え」する地域。白い砂浜、透き通る海、海沿いに30km続くカフェ通り。
**午前(挾才海水浴場):** 白砂の遠浅で、子供を遊ばせるのに最高。沖合いに浮かぶ**飛揚島**(ビヤンド)の眺めも絶景。
**昼前(カフェ通り):** 涯月の海沿いには100軒以上のカフェ。北向きテラスのある店を選ぶと、午前中の柔らかい光で写真が美しく撮れます。コーヒー1杯₩6,500〜₩9,000(約¥720〜¥1,000)。
**午後:** **水月峰**(スウォルボン)の海岸沿いをハイキング。15分で頂上に登れて、晴れた日は遠く馬羅島(マラド)まで見渡せます。
**夕日:** 西海岸は本土より日没が30分早く、10月〜3月は17:30〜18:00頃。挾才ビーチか水月峰の頂上で。
**夕食:** **黒豚焼肉**2回目 or **太刀魚塩焼き**(コドゥンオグイ)。挾才村の家庭的な店がおすすめ。
5日目: オルレキル散策 + 帰国
**午前(オルレキル):** 済州オルレキルは島を一周する全長437kmのトレッキング道(全27コース)。全部歩く必要はなく、**ルート14または15**を2時間ほど散策するのが帰国前のちょうど良い締めくくり。橙色とブルーのリボンを目印に進むので迷いません。
**昼食:** 港の食堂で**海鮮鍋**(モウムタン)または刺身(韓国語でフェ)。日本人の口に合う淡白な味。
**午後(空港へ):** 西海岸から済州空港まで60〜90分。レンタカー返却に30分。日本便は出発60分前にチェックインを。
4泊5日の予算(2大人+子供1人)
- 福岡⇄済州 LCC航空券: ¥45,000〜¥80,000
- レンタカー5日間: ¥18,000〜¥28,000
- ガソリン: ¥6,000〜¥9,000
- 宿泊4泊: ¥45,000〜¥75,000
- 食事: ¥28,000〜¥45,000
- 入場料・フェリー: ¥6,000〜¥10,000
- **合計: ¥148,000〜¥247,000**(航空券除く本体は¥103,000〜¥167,000)
持ち物リスト
- 重ね着できる薄手の上着(済州島は本土より風が強く涼しい)
- 防水ジャケット(雨対策)
- グリップの効いたスニーカー(日出峰やオルレキル用)
- 国際運転免許証(ジュネーブ条約版)とパスポート
- 子供用おやつとお茶(郊外移動時用)
- T-money(韓国の交通系ICカード) — 空港コンビニで購入可
日本人ファミリーがよく失敗するポイント5つ
- **空港近くのホテルだけで全島回ろうとする** → 車中で1日が終わります。東西に分宿を。
- **公共バスで頑張ろうとする** → 子連れにはストレス過多。レンタカー一択。
- **漢拏山頂上に予約なしで挑戦** → 城板岳・観音寺コースは7日前までのオンライン予約が必須。短いコースなら不要。
- **詰め込みすぎ** → 1日3スポットまでが正解。
- **観光地マークの食堂のみ利用** → 高速道路を5分外れた村の食堂のほうが圧倒的に美味しく、値段も半分。
ベストシーズン
- **4月〜5月:** 桜と菜の花、気候も穏やか(15〜22℃)。家族旅行のベストシーズン。
- **6月:** あじさい、ただし梅雨入り。
- **7月〜8月:** ハイシーズン、混雑&高価格。子供と海水浴したいならこの時期。
- **9月〜10月:** 第2のベストシーズン、涼しく晴天続き。
- **11月〜2月:** オフシーズン、寒くて風強いが、ホテルは30〜40%安。
**絶対避けるべき2週間:** 旧正月とチュソク(韓国の盆休み)。航空券・ホテルとも3倍に跳ね上がります。
よくある質問
**Q1. 日本人は済州島にビザ不要?** A. 30日以内の観光なら査証免除。ただし**済州島→韓国本土の移動は別途K-ETA(韓国電子旅行許可)が必要**な場合があります。出発前に[韓国観光公社 日本語サイト](https://japanese.visitkorea.or.kr/)で最新情報を確認。
**Q2. 子連れで漢拏山は登れる?** A. 小学校高学年以上なら御里牧コース(4時間)は可能。それ未満なら万丈窟やサングムブリ火山口で代替を。
**Q3. 子連れで食べやすい韓国料理は?** A. **コギグクス**(豚骨うどん)、**サムゲタン**(参鶏湯)、**プルコギ**(甘い焼肉)、**チャプチェ**(春雨炒め)あたりは辛くなくて子供も食べやすい。
**Q4. クレジットカードは使える?** A. ほぼ全店で使用可。VISA・Mastercard・JCB対応。一部の小さな食堂は現金のみ。
**Q5. 5月の海水浴は可能?** A. 水温はまだ20℃前後なので大人は厳しい。子供が裸足で波打ち際で遊ぶ程度なら問題なし。本格的な海水浴は6月下旬以降。
現地で困ったら
済州島の観光案内所(空港・主要観光地)では日本語対応スタッフが常駐していることが多いです。スマホには[Papago](https://papago.naver.com/)(韓国版Google翻訳、日韓精度が高い)とNaverマップ(韓国版GoogleMap)を入れておくと安心。
カスタムプランのご相談
このモデルプランは「初めての済州島ファミリー」向けの王道ルートです。サーフィン、海女(ヘニョ)文化体験、フードクロール、シニア向けゆったりプランなど、カスタムリクエストは[KORLENSにチャット](/chat)でお気軽にどうぞ。日本語対応のローカルガイドが、お子さんの年齢・予算・興味に合わせてピンポイントでスポットを提案します。
韓国の他都市と組み合わせたい場合は、[ソウルカフェ巡りガイド(日本語版)](/blog/korean-cafe-culture-seongsu-dong-aesthetic-spots-ja)、[韓国焼肉ガイド(日本語版)](/blog/best-korean-bbq-restaurants-seoul-foreigners-ja)もご参照ください。最新の現地情報は[KORLENS ローカルピック](/local-pick)で公開しています。
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著者について
KORLENS Editorial — 韓国在住スタッフによる現地確認済みのガイド執筆チーム。掲載店舗は実訪または韓国観光公社(KTO)公式データで再検証済。2026年5月最終確認。
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Curated Lofi & K-Sori for slow reading.